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高周波ウェルダーについて

弊社は創業以来、塩化ビニールの高周波ウェルダー加工をおこない、雑貨やレインコートの量産加工に携わりました。現在は、新素材を用いた電熱製品や農業資材の加工のご依頼が多く、高周波ウェルダー加工と縫製加工、熱プレスを組み合わせた複合商品を製造いたします。

高周波ウェルダーとは?

高周波ウェルダー加工とは、高周波の誘電加熱で素材を溶かして貼りあわせる(ウェルダー)熱処理加工です。素材に高周波を当てると電子に摩擦が生じて発熱します。単純に熱源を表面に当てる外部発熱の場合は表面から熱しますが、高周波の場合は素材の内部から発熱し、均一の溶解温度を保つことができます。

高周波ウェルダーの用途


加工可能な素材

PVC(塩化ビニール)、PU(ポリウレタン)、EVA(エチレン・酢酸ビニール共重合体)、EMMA(エチレン・メタクリル酸メチル共重合体)、など


加工不可の素材

ポリエチレン、ポリプロピレン、など

※これらの極性が無く内部発熱しない素材は、外部より発熱体を表面に当て溶着(インパルスシールなど)や振動波(超音波など)の摩擦発熱で接着する方法となります。

 

製品例

ウェルダーと縫製の組み合わせ製品

高周波ウェルダー加工と縫製加工を組み合わせたスキューバダイビング用BCジャケット。浮き袋はウェルダー加工で組立が縫製加工。全ての加工を場内で一貫生産致しております。

高周波ウェルダー加工風景

足踏み式での加工風景

足踏み式での加工
2.5kw〜5kwまで用途に合わせて幅広く取りそろえております。

 

25kwウェルダー

自動機25kw
1400×1000oサイズまで溶着が可能です。

10kwウェルダー

自動10kwウェルダー
1000×800oサイズまで溶着が可能です。

 

7kwウェルダー

自動機7kw
650×500oサイズまで溶着が可能です。上板を交換して熱プレスにもなります。

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