高周波ウェルダーについて弊社は創業以来、塩化ビニールの高周波ウェルダー加工をおこない、雑貨やレインコートの量産加工に携わりました。現在は、新素材を用いた電熱製品や農業資材の加工のご依頼が多く、高周波ウェルダー加工と縫製加工、熱プレスを組み合わせた複合商品を製造いたします。 |
高周波ウェルダーとは?
高周波ウェルダー加工とは、高周波の誘電加熱で素材を溶かして貼りあわせる(ウェルダー)熱処理加工です。素材に高周波を当てると電子に摩擦が生じて発熱します。単純に熱源を表面に当てる外部発熱の場合は表面から熱しますが、高周波の場合は素材の内部から発熱し、均一の溶解温度を保つことができます。 高周波ウェルダーの用途加工可能な素材PVC(塩化ビニール)、PU(ポリウレタン)、EVA(エチレン・酢酸ビニール共重合体)、EMMA(エチレン・メタクリル酸メチル共重合体)、など 加工不可の素材ポリエチレン、ポリプロピレン、など ※これらの極性が無く内部発熱しない素材は、外部より発熱体を表面に当て溶着(インパルスシールなど)や振動波(超音波など)の摩擦発熱で接着する方法となります。 |
製品例高周波ウェルダー加工と縫製加工を組み合わせたスキューバダイビング用BCジャケット。浮き袋はウェルダー加工で組立が縫製加工。全ての加工を場内で一貫生産致しております。 |
高周波ウェルダー加工風景
足踏み式での加工 |
自動機25kw |
自動10kwウェルダー |
自動機7kw |