HOME > ワークフロー > 加工・生産 > 裁断について

裁断について

フィルムから布まで、生地幅2mまでの裁断を承っております。裁断方法はプレス型抜きと手裁断の2種類ですが、大きいサイズは手裁断をおこないます。

裁断

裁断は通常、数枚重ねてプレス抜きしますが、農業資材、産業資材など生地幅が大きなものは裁断包丁による手裁断をいたします。この場合、下記の工程が必要です。

  1. フィルムの伸縮の計算
  2. 縫い代の形成
  3. 折り返しの切り込みのしるし
  4. 目打ちで穴の形成
  5. 組立時の各パーツの接合部のしるし

    また、製品によっては下記の項目が追加になります。

  6. 強度への配慮
  7. CADとの寸法に交差を減らす

裁断の流れ

裁断は、商材の大きさによって方法が異なります。 

裁断の流れ

裁断

特殊な裁断

プレス裁断や手裁断以外にさまざまな裁断方法をご用意しています。

■シートカッター

原反に記された裁断位置を光電管で読み取って自動裁断。左右に生地のずれが生じても、自動調整で正しく裁断できる

■スリッター

不織布やPVCなどの原反を輪切りにして縁巻きテープを作成する事ができます。 幅の設定が自由にできますので、製品で縁巻を使用するときに自社で加工致します。

■高周波ウェルダー機

高周波ウェルダー機による溶断裁断。ただし、素材によって対応できないものがあるので注意が必要

作業風景

ドラム

巻き取り
生地原反をドラム延反機に巻きつけ中。生地幅は1400mmまで可能。円周は約5m(調整可能)。ドラムに巻き付ける事により、幅×約5mを重ねた状態になります。  

 

裁断機

大裁ち
延反した生地に目打ちなどの印を入れて、次の工程のプレス抜きサイズに裁断機を使用して大断ちします。

 

プレス抜き型

プレス抜き
数枚重ねの生地をプレス機に乗せ、スエーデン鋼抜き型を使用してプレス抜き。

シートカッター

シートカッター
太巻きの原反に対応致します。自動で設定したピッチ、幅に断裁していきます。

 

シートカッター

シートカッター
印刷でトンボ(印)が入っていれば、光電管でトンボにあわせて裁断します。また、スリットローラーも付いているので、生地の流れ方向のスリットも可能です。

 

スリッタ―

スリッター
原反を輪切りにして、縁巻き縫製用のテープを作ります。輪切りのピッチも設定が出来ます。
塩ビ、不織布など

クリッカー

クリッカー
小さい物を裁断するときに使います。

 

断裁機

断裁機
主にフィルム類(塩化ビニール、EVAなど)を定尺で断裁する場合に使用致します。

 

スエーデン鋼抜き型

抜き型
裁断用の抜き型は、火造り、スエーデン鋼、ビク刃など、用途に合わせた抜き型を使用します。

トップへ


ビニール製品の加工・製造は三幸ポライトへ