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ワークフロー

縫製について

弊社は、国内の縫製加工業がピークを迎えた昭和45年ごろに縫製加工を始めました。ピーク時は内職加工員300余名を動員しました。
また、早くから生産拠点を海外に移して量産体系を整え、平成7年には海外事業部を分社化いたしました。現在では、厚物、大型の物などに特化して、国内生産に重点を置き高品位、高付加価値製品に特化いたしております。

弊社は生産をおこなううえで「生産者の育成」と「技術の蓄積」を第一に掲げ、付加価値の付いた製品作りを目指し、

  1. 流行製品のリサーチ
  2. 新素材の試作加工
  3. 厚手の生地の特殊縫製
  4. 大型資材の特殊縫製
  5. 高周波ウェルダー加工との組み合わせ

に尽力し、生産コストの削減と付加価値のある製品のご提供に取り組んでいます。

“ミシンのあれこれ”

近年の“使い捨て時代”とは異なり、まだ誰もがモノを大切にしていたころ、裁縫道具やミシンは家庭の必需品でした。雑巾を作り、服のほころびを繕い、ボタンを付け、裾直しをする。そのなかで人々は縫製の良し悪しに対する目を養いました。
弊社は、縫製に対する厳しい目をお持ちのみなさまの期待にお応えできる、クオリティーの高い製品をご提供いたします。

弊社が備えている工業用ミシンのラインナップです。


総合送りミシン 押え金と針、送り刃が動いて生地を追うため、大型の生地でも縫い合わせがズレない。
上下送りミシン 押え金と送り刃が動き、針が送りの動きをしないので、厚手の生地の縫製や縫い合わせの際にズレない。
本縫いミシン 一般的なミシンと同様に送り刃のみの送りのため、薄手の生地の縫製に用いる。
2本針ミシン 平行した2本のステッチを掛ける。
筒縫いミシン ズボンの裾など筒状の部分の縫製に用いる。
ロック、インターロックミシン ジグザグ縫いで、生地のほつれ留めを施す。
コンピューターミシン 縫える寸法に限度があるが、1度設定すれば同じ縫い方を繰り返す。

縫製風景

エアー台

ラグマット縫製

ラグマット縫製
1800×2300mmサイズのマットの縁巻き縫製。大きいサイズでも引きずらず取り回しをよくするため、テーブルの下からエアーが出て商品を浮かす。  

 

特殊ミシン

農業資材縫製風景

農業資材縫製
厚み0.45mmのターポリンの縫製。総合送りミシンを使用。帆布などを縫製する大型のミシンなので、大きい筒状の物でも、余裕で懐に収まります。

縫製加工場

縫製加工工場

第2工場(縫製加工場)
1台1台のミシンの間隔を広く取り大型商品の量産にも対応できるスペースを備えております。  

 

特殊ミシン

コンピューターミシン

特殊ミシン
必要個所に応じた特殊な縫製を行うミシンも取りそろえております。

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